ご縁会スタッフ クラウドファンディング認定アドバイザーの津田聡です。
クラウドファンディングの成功事例をお届けします!
今回は、ものづくりの街・大阪市大正区。下町風情の残るこの街に
『クリエイターが暮らすシェアアトリエ』を作ります。
昭和を感じる築65年の長屋に耐震補強とリノベーションを行い、
「シェアアトリエ」に「店舗と住居」を併設した「作る・売る・住む」を1つにした
空間を皆で創るプロジェクトを紹介したいと思います。
シェアアトリエ「ヨリドコ 大正メイキン」ってどんな場所?
『作る場 + 売る場 + 住む場』のすべてが揃うシェアアトリエ
「ヨリドコ大正メイキン」は築65年の古い長屋をリノベーションして作るシェアアトリエです。
1階は現状の5戸を仕切る壁を取り払った後、耐震壁を新設し、開放的で機能的な空間をつくります。
そこは10名ほどで使用する「シェアアトリエ」となり、
入居者の作品をお披露目&販売するための「シェア店舗」を併設します。
共用空間には大机を配し、大きな布や材料を広げて作業をしたり、打ち合わせなどをしたりが可能です。
時間を共に過ごすクリエイター同士の間では、情報共有や協力し合う関係づくりの中で、
様々なコラボレーションが生まれることでしょう。
2階には既存のつくりを活かした5戸の住居を作ります。
1階では機能的な「クリエイティブ」のためのスペースを、2階では個々のプライバシーに配慮した「ライフ」を。
クリエイターにとって重要な暮らしの2拠点を上下に持つことで、2つの活動に区切りがつき、
メリハリが生まれるだけでなく、日々の移動時間を短縮し、活動に没頭する時間を最大化できます。
また、2階住居の5部屋はそれぞれまったく違う仕上がりの部屋を予定しています。
9月後半〜10月いっぱいかけて、5組のDIYチームがそれぞれのデザインで内装を施工、
11月には大正区長が審査員長を務める一般投票のコンテストを予定しています。
5つの空間がまったく違うテイストに仕上がることで、
入居するクリエイターの創造力をさらに掻き立ててくれるでしょう。
【ヨリドコ大正メイキン】
詳しくはコチラ⇒https://vimeo.com/229921539
なぜ、資金調達に成功したのか?
このプロジェクトは、目標金額1,000,000円のところ、
達成額1,209,000円で120%の達成率を果たすことが出来ました。
私は、この案件が資金調達できた要因としては、レターがすごく分かりやすいことが挙げられます。
また、家の内装の詳細は、もちろんのこと大正区の高齢化問題を説明する欄があり、
オーナーのコラムのページやここに移住してきた方の漫画での物語など
このページに見に来た方を飽きさせない工夫が所々に含まれていて、とても工夫されている印象を持ちました。
シェアハウスやこういったシェアアトリエの案件はクラウドファンディングで多く上がっていますが、
これほどまでに分かりやすいページは中々ないので、
これからシェアハウスを立ち上げたいと思っている方にすごく参考になる案件だと思いました。
クラウドファンディング企画 10点満点中 10点!!
▼ レトロな古長屋を耐震化とリノベで再生し、住居・店舗付きシェアアトリエを作りたい!
プロジェクト詳細⇒https://camp-fire.jp/projects/view/33345