差別化戦略とは
機能・デザイン・新たな付加サービスなどで競合商品やサービスとの違いを明確にし、
それをもって顧客に対してアピールする戦略です。
他の競争業者と差別化を図ることで競争優位性を発揮しようとするものになります。
差別化を理解し、実践するだけでビジネスの結果が変わる!
他の競合との明確な違いが無いからお客様に選ばれないのです。
例えば、地元に美容室が3つあり、
それぞれの美容室が全て同じメニューで、美容師のキャリアもほとんど同じで腕も文句なし、
店の雰囲気もどこもお洒落でWEBサイトに書かれている内容もほとんど全て同じ…
この中から自分が行きたい美容室を選べますか?
恐らく選ぶ基準が値段になることでしょう。
1つの美容室が値段を下げると、他の美容室がそこよりも値段を下げて…
を繰り返す悪循環から価格競争に入っていく図が見えますよね。
極端な例ではありましたが、業種業界を問わずにどこでも起こっていることなのです。
価格以外で明確な違いを生み出せないとそうなっていくのです。
参考:ホットペッパービューティー(特に都会の美容室を眺めてみてください!)
同じように見えている限りは、「値段」で選ばれるようになります。
値段で選ばれる状態って、ビジネスをするものとしては正直望ましくありません。
お金の切れ目が縁の切れ目、になりかねないのです。
先の例で、お顔そりまでやってくれるメンズ専門の美容室Dがあるとどうでしょう?
・お洒落なイメージが先行して行きづらいけどお洒落にカットはして欲しい
・普通の美容室には利用し免許を持っている美容師が少ない→顔そりまでやってくれる店は…
→A,B,Cと見比べてDが圧倒的に魅力的に見える方が多いと思いませんか?
つまり、他との違いを明確に生み出すこと(差別化)で選ばれるようになるわけです。
差別化が必要なのは「選択肢が多すぎて違いが不明確」だから!
スマホもレストランも美容室も…何を基準にして選んだら良いのでしょうか。
ありとあらゆる業界で、一定の水準を満たすものが溢れかえっていますよね。
商品・サービスが提供する根本的な価値(機能的価値)では差別化が難しいのです。
それは、簡単に真似されてしまうからです。
良質なサービスの提供は大前提なので、
圧倒的な結果を出す為にはそこを飛び出すアプローチが必要なのです。
差別化に必要な4要素
①ビジョン
あなたのビジネスはお客様にどんなビジョンを見せ、未来へお連れするものですか?
ビジネスとは、お客様を「理想の未来」にお連れすることです。
この未来、ビジョンを実際に表現している人や団体はまだまだ少数です。
あなたは「どんな理由で誰のどんな役にどれ位」立ちたいですか?
どんなお客様のどんなお悩みをあなたの商品やサービスを通して解決し、
どうなってほしいのか。そしてそれは何故なのか。
この要素を踏まえて、一言で言うとどうなるでしょうか?
これがあなたの商品・サービスのコンセプトになります!
世の中で売れている商品は、全てこのコンセプトが明確に言語化されています。
②ストーリー
人はストーリーに共感し、巻き込まれます。
最初に使えるのは「あなたのストーリー」です。
このストーリーを過去→現在→未来の時間軸で書いてみましょう。
今のアナタを形作った過去の出来事を洗いざらい書き出し、
文章にして繋げる事がおススメです!
そして、「お客様がその商品・サービスを購入した先にある未来」をお見せしましょう。
「購入前のお悩み」と「購入後どうなったのか?」を丁寧に確認することが重要です。
③キャラクター
今の時代は、「何を」買うかから「誰から」買うかの次代に移行しています。
スーパーで農家の人の顔が映った写真を陳列棚に見たことはありませんか?
これがあるだけで安心して買ってもらいやすくなることでしょう。
キャラクターは「お連れする未来を見せるお客様」から「憧れられる」ことが重要です。
④デザイン
一瞬で「違う」と感じさせる方法がデザインです。
ここでもあなたの世界観を体現したデザインであることを大切にしましょう。
まずは上記の4つを意識しながら競合となるところをチェックし、
ユニークなモノを生み出し、お客様に選ばれるアナタになりましょう!!
ただ、どれからやれば良いの?
どうすれば効率的に差別化が出来るの?
ってお思いではありませんか?
そのお悩み、福引ご縁会が解決致します!!
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文責:福引ご縁コンシェルジュ サクライ
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