ご縁会スタッフ クラウドファンディング認定アドバイザーの津田聡です。
クラウドファンディングの成功事例をお届けします!
今回は、昭和の風景が残る港町「那珂湊」に、地域との交流をコンセプトにした
魅力的なゲストハウスをオープン!
築48年以上の店舗兼住宅を改修するための費用を集めるプロジェクトを紹介したいと思います。
なぜゲストハウスを作ろうと思ったのか?
茨城県は、「都道府県別魅力度ランキング」4年連続最下位です。
しかし、魅力がないわけではないと僕は思っています。
まだみんなが魅力に気がついていないか、魅力が知られていないだけです。
もし仮に魅力がなかったとしても、魅力を創ればいいのです。
茨城県は、全国的に見ても「ゲストハウス」が少ない県です。
コミュニティが生まれやすいゲストハウスが、地域と旅人をつなぐ場所として機能すれば、
地域に新たな価値を生むことができ、もっと魅力を創ることができると確信しています。
なぜなら、ゲストハウスにはそんな力がありますし、今までそんな力をたくさん目の当たりにしてきました。
なぜ、資金調達に成功したのか?
このプロジェクトは、目標金額1,000,000円を2週間で資金調達に成功し、111%の達成率となっています。
私は、この案件が資金調達できた要因としては、「心打たれる起案者の想い」これに尽きると思います。
起案者の渡邉さんは、20代の頃はとにかく地元の茨城が嫌いで休みになると県外に旅行しては、
ゲストハウスに泊まるという生活をしていたそうです。
そのゲストハウスでの出会いが刺激的で将来は、茨城県外で「ゲストハウスを創ろう」と考えていました。
しかし、そんな矢先に難病が渡邉さんを襲います。
2013年末、突然、足に力が入らなくなり、尿が出なくなってしまったのです。
その難病は、「多発性硬化症」というもので2か月の入院を余儀なくされました。
その後、6ヶ月のステロイド投薬の治療を経て何とか普段の生活に戻れたものの、
排尿障害と右足の痺れが残り、今でも治療と定期健診を続けています。
そして、当時住んでいたかすみがうら市から難病見舞金をいただきました。
精神的にも相当参っていた僕は、そんな「お見舞金」にとても励まされました。
しかし、すべての市町村で見舞金を支給している都道府県は茨城県だけだと後ほど知ります。
渡邉さんは、かつて嫌いだった地元「茨城県」に救われたのだと気づかされました。
次第に「自分を救ってくれた茨城県に何か恩返しがしたい、茨城県を盛り上げたい」という気持ちに変わり、
かねてより考えていたゲストハウスを茨城県に創ろうという思いが強くなったそうです。
私は、この文章を読んでとても胸が熱くなりました。私は、茨城は魅力がある県だと思っており、
旅行でひたちなか海浜公園のネモフィラを見に行った時は、あまりの美しさに感動した思い出があります。
クラウドファンディング企画 10点満点中 10点!!
▼ 魅力度ランキング最下位の茨城県に魅力的なゲストハウスを創りたい!
プロジェクト詳細⇒https://camp-fire.jp/projects/view/30005